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【テンプレート付】住宅ローンの毎月の返済額・利息額を計算しよう!

マイホーム購入のために住宅ローンを検討する人は多いはず。そこで気になるのが毎月の返済額です。あらかじめ返済額を把握しておかないことには、マイホーム購入後の生活プランを立てられません。今回は住宅ローンの毎月の返済額やそのうちの元金・利息を簡単に計算する方法を解説します。

目次

住宅ローンの毎月の返済額を計算する方法

この記事では元利均等返済の返済額の計算方法を解説します。住宅ローンの返済方法には、毎月の返済額(元金+利息)が一定の元利均等返済と、毎月の返済額のうち元金が一定の元金均等返済があります。元利均等返済は毎月の返済額が一定なので返済計画が立てやすくなりますが、返済開始当初は返済額に占める利息の割合が多く元金の減るスピードが遅いため、金利と借入期間が同じ場合、元金均等返済よりも返済総額が多くなります。一方、元金均等返済は返済開始から数年~十数年の間は利息部分の返済負担が重く、借入時に必要な収入も高くなるため、住宅ローンを契約する際、多くの方が元利均等返済を選んでいます。

◆住宅ローンの返済方法

元利均等返済

  • 返済額(元金+利息)が一定の返済方法。
  • 返済開始当初は利息部分の負担が大きく、返済期間が経過するとともに元金部分が増える。
  • 返済期間と金利が同じ場合、「元利均等返済」のほうが返済期間当初の返済額を抑えられる!
元利均等返済

元金均等返済

  • 返済額のうち、元金部分が一定の返済方法。利息部分は、返済時の元金の残高に対して計算される。
  • 返済当初は返済額が大きいが、返済期間が経過するとともに利息部分が減るため返済額も少なくなる。
  • 返済期間と金利が同じ場合、返済総額は「元金均等返済」のほうが少なくなる!
元金均等返済

元利均等返済で住宅ローンを返済する場合、毎月の返済額は以下の計算式で求めることができます。

毎月返済額 = 借入額 × { 月利 ×(1+月利)返済回数 /(1+月利)返済回数-1 }

返済回数の累乗ということは、35年ローンなら420乗。関数電卓なら簡単ですが、一般的な電卓で計算するのは現実的ではありません(「×」を1回、「=」を419回押す必要があります)。そこで今回はもっと分かりやすく簡単な計算方法を紹介します。

「利息」と「金利」の違いとは?

ローンのようなお金の貸し借りにおいて、借りた側が貸した側に対して元金に上乗せして支払うお金のことを「利息」と呼び、元金に対する利息の割合を「金利」と呼びます。つまり利息の単位は「円」、金利の単位は「%」となります。金利は通常1年あたりの「年利」で表されます。しかしローンは毎月返済するものですので、1ヶ月あたりの返済額を算出するためには、1ヶ月あたりの金利である「月利」を利用します。月利は通常、年利を12で割った数値を用います(月利=年利÷12)。

「返済額早見表」で毎月の返済額をおおまかにつかもう

住宅ローンの毎月の返済額を求めるのに役立つのが、100万円を借り入れた場合の毎月の返済額を一覧にした返済額早見表です。住宅ローンの毎月の返済額は借入額、金利(年利)、返済期間によって決まりますが、金利と返済期間が同じ場合、借入額100万円あたりの返済額が分かれば、借入額が1,000万円の場合は10倍、2,000万円の場合は20倍すれば、簡単に毎月の返済額が分かります。

住宅ローン返済額早見表

返済期間
金利 15年 20年 25年 30年 35年
0.6% 5,811円 4,423円 3,590円 3,036円 2,640円
0.8% 5,897円 4,510円 3,679円 3,125円 2,731円
1.0% 5,985円 4,599円 3,769円 3,216円 2,823円
1.2% 6,073円 4,689円 3,860円 3,309円 2,917円
1.4% 6,163円 4,780円 3,953円 3,403円 3,013円
1.6% 6,253円 4,872円 4,047円 3,499円 3,111円
1.8% 6,343円 4,965円 4,142円 3,597円 3,211円
2.0% 6,435円 5,059円 4,239円 3,696円 3,313円
2.2% 6,528円 5,154円 4,337円 3,797円 3,416円
2.4% 6,621円 5,250円 4,436円 3,899円 3,522円
2.6% 6,715円 5,348円 4,537円 4,003円 3,629円
2.8% 6,810円 5,446円 4,639円 4,109円 3,738円
3.0% 6,906円 5,546円 4,742円 4,216円 3,849円

返済額早見表を使って毎月の返済額を求める場合、まずは金利と返済期間にあてはまる返済額を確認します。その上で、以下の計算式を使います。

早見表の毎月の返済額 × (借入額 ÷ 100万円)= 毎月の返済額

例えば、3,000万円の住宅ローンを年利2.0%、返済期間35年で借り入れた場合、

3,313円 ×(3,000万円 ÷ 100万円) = 3,313円 × 30 = 9万9,390円

となり、毎月の返済額はおよそ9万9,390円となります。ただし、早見表の金額(100万円あたりの返済額)には小数点以下の数字が省略されています。また金融期間によって端数処理の方法も異なりますので、実際の金額とは誤差があります。あくまでだいたいの金額をつかむために利用してください。

「エクセル」で住宅ローンの返済シミュレーションをしよう

元利均等返済は、返済額に占める元金部分と利息部分の金額が毎回変わるため、元金がどのくらい減り、ローン残高がどのくらい残っているのかが分かりにくい返済方法です。しかし、表計算ソフトのエクセルを使えば元金部分や利息部分の返済額までが簡単に分かります。

あらかじめ計算式を入力したテンプレート「住宅ローン返済シミュレーション」を用意しましたので、ご自由にダウンロードしてご活用ください。

入力セルは下記の3つのみ。

①[A4]セルに借入額(円)を入力します。 ②[B4]セルに返済期間(年)を入力します。 ③[D4]セルに年利(%)を入力します。

この3つの数値を入力すると、[F4]セルに毎月の返済額、B列に元金部分の返済額、C列に利息部分の返済額、D列に返済額の累計、E列にローン残高が表示されます。条件を変えてさまざまなパターンでシミュレーションすれば、住宅ローン選びに活用できます。なお、初回返済額は融資実行日から初回返済日までの日割り計算になりますし、金融機関によって端数処理のルールが異なりますので、このシミュレーション表で計算した返済額と実際の返済額は異なる場合があります。正確な返済額は住宅ローン契約時に確認してください。

そのほかのセルには以下の計算式が入力されています。自力でシミュレーション表を作成してみたい方は参考にしてください。

返済期間(月):[C4]セル=B4*12 返済は毎月行うため、返済期間(年)に12を掛けて月数に換算します。

月利(%):[E4]セル=D4/12 毎月の返済額はローン残高に1ヶ月あたりの金利「月利」を掛けて計算します。 金利は通常1年あたりの「年利」で表されるため、これを12で割って「月利」に換算します。

毎月の返済額:[F4]=-PMT(E4,C4,A4,0) 毎月の返済額を計算するにはPMT関数を使います。PMT関数の計算式は以下のとおりです。

=PMT(利率,期間,現在価値,将来価値,支払期日)

利率には月利、期間には返済期間(月)を入力します。現在価値、将来価値という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、現在価値には借入金を入力します。これを毎月返済し続け将来的に「0」にしたいのですから、将来価値は「0」となります。支払期日は省略できるので、今回は使用しません。なお、ここではPMT関数の頭に-(マイナス)を付けます。

元金部分:[B7]セル=-PPMT($E$4,A7,$C$4,$A$4) 毎月の返済額のうち、元金がいくらか計算するにはPPMT関数を使います。PPMT関数の計算式は以下のとおりです。

=PPMT(利率,期,期間,現在価値,将来価値)

PMT関数同様に、利率に月利、期間に返済期間(月)、現在価値に借入金、将来価値に「0」を入力します。期にはそれが何回目の返済か示す数字が入りますので、A列の返済回数を指定します。そして、ここでもPPMT関数の頭に-(マイナス)を付けます。[B8]以下のセルには同様の計算式がコピーされています。

利息部分:[C7]セル=-IPMT($E$4,A7,$C$4,$A$4,0)) 毎月の返済額のうち、利息がいくらか計算するにはIPMT関数を使います。IPMT関数の計算式は以下のとおりです。

=IPMT(利率,期,期間,現在価値,将来価値)

入力する項目はPPMT関数と同じです。ここでもIPMT関数の頭に-(マイナス)を付けます。[C8]以下のセルには同様の計算式がコピーされています。

返済額累計:[D7]セル=B7+C7、[D8]セル=D7+B8+C8 初回の返済額は「元金+利息」ですので、[D7]セルに入力する計算式は「=B7+C7」、2回目以降の返済額は「前回までの返済額累計+今回の返済額(元金+利息)」ですので[D8]セルに入力する計算式は「=D7+B8+C8」となります。[D9]以下のセルには同様の計算式がコピーされています。

ローン残高:[E7]セル=A4-B7、[E8]セル=E7-B8 初回のローン残高は「借入額-今回返済額(うち元金部分)」ですので、[E7]セルに入力する計算式は「A4-B7」、2回目以降のローン残高は「前回までのローン残高-今回返済額(うち元金部分)」ですので、[E8]セルに入力する計算式は「E7-B8」となります。[E9]以下のセルには同様の計算式がコピーされています。

まとめ

住宅ローンの毎月の返済額は、返済額早見表やエクセルを使って求めることができます。人生で一番大きな買い物といわれるマイホームは、毎月の返済額はもちろん、ローン残高がどのくらい残っているかも把握しながら、無理のない返済計画を立てたいですね。

長期にわたって支払いが続く住宅ローンを組む場合、数年後、数十年後の生活を見据えながら資金計画を行う必要があります。夢のマイホームを実現するための住宅資金計画に関するご相談は、お金のプロであるファイナンシャル・プランナー(FP)におまかせください。住宅ローンの選び方のポイントから、住宅ローンを組んだ後の家計のやりくりまでアドバイスします。まずは下記よりお気軽にお問い合わせください。

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